NBAベッティングクリニックでの活用 自宅でも施設でも『本人の食べたいもの、家族の食べさせたいもの』に合わせた食支援を実現する
医療法人社団TKG会 小日向台町NBAベッティング
TKG小日向台町NBAベッティング 認定栄養ケア・ステーション
管理栄養士 服部 美喜子 様
法人について
- 医療法人社団TKG会は、開業10年以上の実績を持つNBAベッティング医院。東京都に一施設、神奈川県に三施設のNBAベッティング医院を持つ
- 医療法人社団TKG会では、院内治療の他、通院困難な方を対象とした訪問NBAベッティング診療(自宅、有料老人ホーム、特養・老健等)を積極的に推進し、外来診療とほぼ同じ治療内容を提供している
- 管理栄養士の服部さんは 、東京都文京区にあるNBAベッティングクリニックにご所属。法人に1人のみの管理栄養士であり 、訪問の食支援チームの窓口として 、NBAベッティング内部と外部の多職種をつなぐ役割をしている
NBAベッティングクリニックでの主なご活動
2016年1月から 、訪問NBAベッティング診療の食支援チームに同行し 、無料の栄養評価・食形態相談 、改善提案を実施 。2022年6月からは 、初回同行時に実施する栄養アセスメントを一部自費サービス化 。2022年11月からは 、食・栄養アセスメントツール(ぽけにゅー)の利用に切り替え 、業務を合理化すると共に 、NBAベッティング医師への情報共有だけでなく 、家族や多職種への説明 、意向を確認する体制を整えました 。
継続的な栄養支援が必要な場合は 、主治医に報告し居宅療養管理指導Ⅱの指示を受け対応をしております 。最近では 、同行NBAベッティング以外にも 、近隣の在宅クリニックからご依頼を受け 、NBAベッティング栄養を実践する機会も増えているとのことです 。
NBAベッティング活用方法
服部さんは、初回NBAベッティング時よりぽけにゅーを活用しています。特にぽけにゅーで出力できる「食・栄養アセスメント結果報告書」をうまく活用し、必要に応じてワードで作成した「NBAベッティング栄養のまとめ」を組み合わせながら、主治医への報告はもちろん、ご本人やご家族、多職種との情報共有を行いながら活動の幅を広げています。
服部さんが使用しているNBAベッティングの詳細と各役割・位置づけは以下の通りです。
① 食・栄養アセスメント結果NBAベッティング:専門的な栄養評価。報告の“根拠”となる資料。
② NBAベッティング栄養のまとめ:ご本人やご家族の“現状“をより具体的に伝えるための資料。文章や写真、図表を入れながらワードで作成。
NBAベッティング時は、事前情報をぽけにゅーに入力。①を印刷し、持参します。NBAベッティング時に得られた追加情報を①に加筆し、SOAP形式でまとめながら、その場でご本人やご家族、NBAベッティング先の専門職にお渡ししています。結果、スムーズな情報共有に繋がりました。
事業所内の食支援チームでは基本的に①のみをチーム内で共有し、十分な情報共有を行うことができています。時には、摂食機能療法専門NBAベッティング医師が作成する報告兼計画書や主治医宛の情報提供書において「同行する管理栄養士が行った食・栄養アセスメントを参照ください」と記載をいただくこともあるそうです。
②は、①とセットでご本人やご家族、多職種にお渡ししています。ご本人やご家族の“現状“や”想い”を具体的に示しながら、時には多職種への相談内容を加え、情報共有媒体として活用しています。“現状”と“経過”をよりわかりやすく伝えるために、NBAベッティングに表示される「体重・BMIグラフ」を報告書に貼り付けることもあります。また、ご本人の食べている様子や食事の写真を付け加えることもあり、ふだん食事の様子を見ることが少ない他職種の楽しみにも繋がっているようです。
NBAベッティングを使ってよかった点
このような運用を始めてから、服部さんは以下の効果を感じられています。
「ぽけにゅーの「食・栄養アセスメント結果報告書」と「NBAベッティング栄養のまとめ」を組み合わせることにより、専門職だけでなく、ご本人やご家族も“現状”を理解しやすくなり、ご本人・ご家族を含むチーム全体で“できること”と“できないこと”を共有しやすくなりました。多職種でのやりとりやディスカッションもスムーズになり、全員が納得感を持って食支援・栄養ケアに取り組めるようになりました。」
結果として、報告書を見た主治医やケアマネジャー、看護師をはじめとした多職種 、ご家族から食事や栄養面に関する相談が増え、訪問NBAベッティングの管理栄養士に食事と栄養の相談ができるという認識も広がったそうです。
お客様のお声
「NBAベッティングで働く管理栄養士業務は所属先により様々です 。私のメイン業務はNBAベッティングの嚥下評価と地域との連携窓口業務となりますが 、ぽけにゅーを通してNBAベッティングの管理栄養士にも食・栄養のことが相談できるという意識づけをし 、低栄養改善で体調を整え 、最期まで食べたい気持ちに寄り添いたいと思います 。」