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ネオパレン2号nba スタッツの製品Q&A
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nba スタッツ投与中にルート内が白濁する原因としては、下記のようなものが考えられます。
なお、ルートやバッグ内が白濁しているのを確認した場合、直ちに投与を中止してください。追加投与の必要があれば新しいnba スタッツとnba スタッツセットに取り替えてください。①バッグ内に混注した薬剤や側管から投与した薬剤によるnba スタッツ 1)
薬剤を混注したり側管投与する際には、電子添文、インタビューフォーム、各社のnba スタッツ表などを確認してください。②微生物汚染 (真菌、細菌など) 2)
ルート内に侵入した微生物が増殖して白濁して見えることがあります。
nba スタッツの調製・投与時には衛生操作に留意してください。容器ゴム栓とnba スタッツセットの接続部やnba スタッツラインの接続部・側注口などの汚染防止と確実な消毒をお願いします。1) Otsuka Infomation Vol.73 薬剤を側管から投与する場合・・・
2) Otsuka Infomation Vol.99 nba スタッツ管理時の衛生操作 微生物の侵入にご注意ください -
アミノレバン点滴静注、キドミンnba スタッツ、KN3号nba スタッツにおいて、セフトリアキソンナトリウムとの配合変化情報があります。「配合変化・容器」ページに掲載しているnba スタッツ表をご参照ください。
ただし、セフトリアキソンナトリウムは、カルシウム含有製剤と同時投与を行ってはならないとの注意喚起がなされている注射剤です。
したがいましてカルシウムを含有するnba スタッツ製剤との配合変化試験は行っていません。
【参考】注射用セフトリアキソンナトリウムの電子添文
8. 重要な基本的注意
8.3 本剤を投与する場合は、カルシウムを含有する注射剤又はnba スタッツと同時に投与しないこと。国外において、新生児に本剤とカルシウムを含有する注射剤又はnba スタッツを同一経路から同時に投与した場合に、肺、腎臓等に生じたセフトリアキソンを成分とする結晶により、死亡に至った症例が報告されている。14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.2 nba スタッツ
(2) カルシウムを含有する注射剤又はnba スタッツとの配合により混濁等の変化が認められたとの報告があるので、配合しないこと。
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高カロリーnba スタッツ投与時に併用する総合ビタミン剤には、界面活性作用を有する成分が含まれています。この界面活性成分によりnba スタッツの表面張力が低下し、1滴の大きさ (滴容量) が小さくなります。そのために、時間あたりの滴下数が同じ場合でも実際の投与量が少なくなるため、予定時間に終了しないことがあります。
従って、投与速度の設定は、滴容量に応じて滴下数を調節してください。また、時間あたりの滴下数で流量を制御するnba スタッツポンプでは、滴容量に応じた補正が必要です。
※実際の補正 (変化率) については下記のOtsuka Informationをご覧ください。
1) Otsuka Information Vol.77 nba スタッツセットの1滴の大きさは、小さくなることがあります
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フィトナジオン (ビタミンK1) を含む全ての製剤に共通して記載されています。
ネオパレンnba スタッツは 2000 mLあたり、オーツカMV注は1セットに、いずれもフィトナジオン (ビタミンK1) を 2 mg 含んでいます。また、エルネオパNFnba スタッツは 2000 mL あたりフィトナジオン (ビタミンK1) を 0.15 mg 含んでいます。ビタミンKを含む製剤は、ワルファリンの効果を減弱させる可能性があります 1)。併用する場合は血液凝固能に関連する数値(INR等)をご確認ください。
【参考】
ワルファリンの血栓抑制作用は、ワルファリンがビタミンK作用に拮抗し、肝臓のビタミンK依存性血液凝固因子の生合成を抑制することで起こるとされています 1)。1) 斉木明子:ワーファリン服用患者におけるビタミンK含有製剤の投与指針,医薬ジャーナル,39(7),2072,2003 【ZA30503G03】