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nba スタッツ糖液5%の製品Q&A
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輸液の容器の材質は、各製品毎のインタビューフォームに掲載しております。
日本病院薬剤師会のIF記載要領2018(2019年更新版)に準拠して作成版
Ⅳ.製剤に関する項目
10.容器・包装
(4)容器の材質
または
日本病院薬剤師会のIF記載要領2008に準拠して作成版
X.管理的事項に関する項目
7.容器の材質
各製品のインタビューフォームは、医療関係者向け情報サイト内「医療用医薬品情報」ページに掲載しております。医療用医薬品情報|【公式】nba スタッツ製薬工場医療関係者向けページOtsuka Pharmaceutical Factory, Inc. (otsukakj.jp)
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nba スタッツ糖液 ( 日本薬局方 ブドウ糖注射液 ) の皮下投与は用法外使用です 1)。
糖液の皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動し循環不全を招くおそれがありますので、皮下投与はできません 1) 2)。
1) nba スタッツ糖液5・10・20・40・50・70% 電子添文 2024年3月改訂(第1版)
2) 緩和医療ガイドライン委員会: 終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン2013年版(編集 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会 緩和医療ガイドライン作成委員会),金原出版 2013:p41-43 【ZA30513A03】 -
nba スタッツ糖液 ( 日本薬局方 ブドウ糖注射液 ) の用法及び用量は静脈内注射のみ1)であり、経口あるいは経管投与することは用法外使用です。
1) nba スタッツ糖液5・10・20・40・50・70% 電子添文 2024年3月改訂(第1版)
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nba スタッツ生食注 50mL・100mL、nba スタッツ生食注TN 50mL・100mL、nba スタッツ生食注2ポート 50mL・100mL 、nba スタッツ糖液5%50mL・100mL、nba スタッツ糖液5%TN 50mL・100mL、nba スタッツ糖液5%2ポート 50mL・100mLの容器、効能・効果の違い、ハーフキット製品の溶解操作方法は下記の図表をご確認ください。
図 1 : (例)nba スタッツ生食注、nba スタッツ生食注TN、nba スタッツ生食注2ポートのラインアップ
表 1 : 容器形状、効能又は効果、用法及び用量比較1)~6)
製品名 nba スタッツ生食注
50mL・100mLnba スタッツ生食注TN
50mL・100mLnba スタッツ生食注2ポート
50mL・100mL容器 プラボトル
(ゴム栓付き)注入針付ハーフキット
(混注口と輸注口は同じ)注入針付ハーフキット
(混注口と輸注口は別)効能
又は
効果
〈注射〉
細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロール欠乏時、注射剤の溶解希釈剤〈外用〉
皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布、含そう・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進〈その他〉
医療用器具の洗浄注射剤の溶解希釈剤 注射剤の溶解希釈剤 製品名 nba スタッツ糖液5%
50mL・100mLnba スタッツ糖液5%TN
50mL・100mLnba スタッツ糖液5%2ポート
50mL・100mL容器 プラボトル
(ゴム栓付き)注入針付ハーフキット
(混注口と輸注口は同じ)注入針付ハーフキット
(混注口と輸注口は別)効能
又は
効果
○脱水症特に水欠乏時の水補給
○循環虚脱
○低血糖時の糖質補給
○高カリウム血症
○注射剤の溶解希釈剤
○薬物・毒物中毒
○心疾患(GIK療法)
○肝疾患
○その他非経口的に水・エネルギー補給を必要とする場合注射剤の溶解希釈剤 注射剤の溶解希釈剤 図 2 : nba スタッツ生食注TN/nba スタッツ糖液5%TN溶解操作方法
図 3 : nba スタッツ生食注2ポート/nba スタッツ糖液5%2ポート溶解操方法
1) nba スタッツ生食注 電子添文 2023年5月改訂(第1版)
2) nba スタッツ生食注TN 電子添文 2023年5月改訂(第1版)
3) nba スタッツ生食注2ポート50mL・ nba スタッツ生食注2ポート100mL 電子添文 2023年5月改訂(第1版)
4) nba スタッツ糖液5% 電子添文 2024年3月改訂(第1版)
5) nba スタッツ糖液5%TN 電子添文 2023年11月改訂(第1版)
6) nba スタッツ糖液5%2ポート50mL・nba スタッツ糖液5%2ポート100mL 電子添文 2023年11月改訂(第1版) -
医療関係者向け情報サイト内、「配合変化・容器」ページに各製品の容器適合性一覧を掲載しています。
nba スタッツ生食注 2ポート/ nba スタッツ糖液5% 2ポートおよびTN製品 バイアル適合性一覧
適合性一覧に載っていない製品については、下記の数値を参考にしてください。
なお、液剤や、電子添文上溶解液として注射用水の使用が指定されておりバイアル内が予め液状となる場合は、接続時に液漏れの注意が必要となるため、使用を推奨しておりません。
調製に際しては各薬剤の電子添文をご確認ください。 -
バイアル接続時には、プラボトルの首部を持って傾け、バイアルのゴム栓の中央部を、注入針に対し垂直に完全に刺し込んでください1)。
バイアル接続時に胴体を握ってしまうと、容器内の空気が抜け、空間部が少なくなり、点滴速度が遅くなったり、残液が生じる原因となります2)。
また、バイアルのアルミキャップ部分に穿刺すると注入針が曲がったり、バイアルのゴム栓周辺部に穿刺するとバイアルのゴム栓が瓶内に落ち込んだりし、溶解操作ができなくなることがあります3)のでご注意ください。1) Otsuka Information Vol.105 バイアル接続時のポイント
2) Otsuka Information Vol.76 投与中に滴下が止まってしまうことはありませんか?
3) Otsuka Information Vol.113 注射針付溶解剤 注入針の曲がりの原因
4) Otsuka Information Vol.121 nba スタッツ生食注2ポート50mL・100mL、nba スタッツ糖液5%2ポート50mL・100mL 溶解操作方法